■Stocks
■排気量:1000cc ■ミッション:MT ■価格:SOLD OUT
■ボディカラー:ソリッドレッド ■内装色:ブラック
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MINI mk3の正規輸入が終了してから約6年後の1981年に日英自動車からリリースされたMINI HL。
こちらは1982年製の初期型のHLで、現在2オーナー目となります。
当時は正規輸入ディーラーからのリリースという安心感から第二次のミニブームの火付け役として人々に愛されました。
現在ではカスタムされてしまっている個体がほとんどですが、こちらの車両は内外装のオリジナル度が高く、まるでカタログから飛び出してきたような一台です。
日英自動車物のHLは「ベレGミラー」の愛称でおなじみのフェンダーミラーにセンターにエンブレムを配したブラックグリルが特徴的です。
艶消しで塗装された前後のブラックバンパーも全体を引き締めています。
当時はすぐにメッキパーツへと変更されていた部分ですが、今となってはこの80'sの雰囲気がかっこよく見えます。
ボンネットを開けると日英物の証に車体番号入りのコーションプレートが光ります。
日英物はスペアタイヤ下に車体番号が打刻されているため、サビ等で職権打刻となってしまう個体が多いのですが、
こちらのHLはプレートに記載されている車体番号がそのままトランクルームでしっかりと確認できます。
型式「99H」のエンジンはスムーズに回り、低回転からトルクフル。
街中はもちろん、ワインディングや高速道路でもストレスなく加速してくれます。
クラシックミニのベテランが口をそろえていう「1000㏄のキャブのミニが一番楽しい!」ということがよくわかるエンジンです。
インテリアはHLのオリジナル状態を維持しており、シンプルで落ち着いた印象です。
2連のメーター+当時の純正オプションのSMITHSのタコメーターを装備しています。
黒いシートベースにブルー×ベージュのさわやかなシートが映えます。
こちらのシートはHL専用品で新車から装着されていたものです。
破れ等もなく、張り直しが不要なほどきれいな状態を保っています。
シフトノブも70年代後半から80年代にかけて使用された当時物が装着されています。
現代に生産された樹脂パーツでは30年以上この状態をキープするのはなかなか難しいと思いますが、
この時代のものは品質がとても良く、きれいな状態を保っているものがほとんどです。
当時の「造りの良さ」はこういった風に随所から感じることができます。
足回りは純正のスチールホイールにHLの専用樹脂キャップがセットになっています。
キャップ取付用の専用ホイールナットの頭には、当時のキャップから型を取り作成をしたホイールナットキャップを装着しています。
3年前にリペイントを行っており、その際も板金パテの使用をできる限り最小限となるように作業をしています。
ミニ特有のパネルの歪みは敢えてそのままにし、そういった細かなところからもクラシック感を感じることができる仕立てになっています。
ワインがかったレッドのボディにブラックアウトされたバンパー、グリル、オーバーフェンダーが全体を引き締め落ち着いた印象です。
1981年日英自動車からミニの再輸入開始がアナウンスされた際、当時のミニファンはミニにまた乗れる!と歓喜したそうです。
その気持ちを現代のみなさんにも感じていただきたく、今回このHLを作成いたしました。
是非一度、80年代のミニを体感してください。
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